伝統的酒造りセミナーチケット
販売について
チケット発売に関しましては、決まり次第HPにてお知らせいたします。
時間 | セミナー名 | 内容 |
---|---|---|
10:45~11:30 |
セミナー1
伝統的酒造りを支える麹菌の今と未来 |
試飲なし |
12:00〜12:45 |
セミナー2
味醂(みりん)の調理効果 |
試飲なし |
13:15〜14:00 |
セミナー3
伝統の文化を受け継ぐ |
試飲あり 試飲2種 |
14:30〜15:15 |
セミナー4
日本酒の歴史 |
試飲なし |
15:45〜16:30 |
セミナー5
和菓子と日本酒 |
試飲・試食あり 和菓子2種 |
17:00〜17:45 |
セミナー6
江戸呑み「下り酒」と「酒菜」と「江戸の呑みだおれ文化」 |
試飲・試食あり お土産あり |
2024年12月にユネスコ無形文化遺産として登録された伝統的酒造りは、麹菌を使用することが必須となっている。麹菌の今昔を振り返り、さらに麹の未来について最新の研究や現在繰り広げられている利用展開の観点からお伝えしたい。
2002年 生物系特定産業技術研究支援センター 特別研究員
2003年 東北大学大学院農学研究科 農学博士
2006年 金沢工業大学ゲノム生物工学研究所 特別研究員
2008年 ジョージア大学植物生物学科 ポスドクフェロー
2013年 酒類総合研究所 研究員
2017年 現職
カビの研究を軸にキャリアーを形成し、未来の麹菌を創るための技術開発を行っている。
みりんの特性と調理効果を科学的に解説します。煮崩れ防止、保水性向上、味の浸透促進など、実験結果を交え、砂糖との違いや生・煮切りみりんの使い分けも紹介します。みりんは単なる甘味料ではなく、アルコールや還元糖の働きによって料理に多様な効果をもたらします。
博士(農学)。1975年兵庫県生まれ。1998年京都大学農学部、2004年同大学院博士後期課程修了。味の素株式会社食品技術開発センター、仁愛大学人間生活科学部(食品学、講師)を経て、現職。
専門は栄養化学、調理科学、食品科学、感覚科学。
鰹だしのおいしさに関する栄養行動学的研究、中華鶏だしの調理科学的研究、プロの調理技術の科学的解析など、「おいしさ」について作る側と感じる側という両面から研究している。
*著書
『味・香り「こつ」の科学』『おいしさをデザインする』『だしの研究』『料理のアイデアと考え方』『料理のアイデアと考え方2』(以上、柴田書店)、『日本料理大全 だしとうま味、調味料』『日本料理大全 焼き場』(以上、NPO法人日本料理アカデミー)、他。
「伝統的酒造り」は令和3年登録無形文化財に、「日本舞踊」は令和5年に重要無形文化財に指定されました。日本の伝統文化を受け継ぐ若手お二人に、技術の継承において大切にしてきたことや国内外の方に魅力を伝える取り組みについてご対談いただきます。
2011年 東京農業大学 応用生物科学部 醸造科学科 卒業
2013年 株式会社相良酒造 入社
2024年 代表取締役 就任
1831年創業。日光連山からの伏流水を使用し、透明感のある味わいと凛としたキレの表現を大切にしております。代々継がれてきた日本の伝統文化を守る為に、杜氏として日々お酒造りに奮闘中です!
紫派藤間流師範。
四歳で日本舞踊を始め、七歳で初舞台を踏む。
市川右團次丈のもとで歌舞伎の見習いを経験し、古典芸能を学ぶ。のちに市川笑三郎丈に師事し、日本舞踊の研鑽を重ねる。
2023年、株式会社こまいぬ企画を設立、志を同じくする若手演奏家・舞踊家とともに、伝統芸能集団「禮(REI)」を結成。
伝統を尊びつつも、現代の感性を取り入れた舞台づくりに挑み、Dolce & Gabbana、Versace、Brunello Cucinelliなど、世界的メゾンブランドとのコラボレーションにおいても、伝統芸能の新たな可能性を示し、ペニンシュラ東京、イタリア大使館、行幸通りなど、多くの舞台にて演出・出演を務める。
2025年には銀座SIX観世能楽堂にて、自身初となる自主公演「第一回 藤間礼多の会」を開催する。
古典を尊重しながら、現代に生きる芸術として日本舞踊を、未来へと継承していくことを志としている。
日本の神事や伝統文化と深い関わりを持つ酒造りの歴史をたどりながら、現代の酒造技術の要となる麹の使用、酒母の製造方法やもろみの仕込方法が、どのようにして生まれたのかについて紹介します。
1975年東北大学農学研究科修士課程修了(応用微生物学)、同年国税庁入庁(醸造試験所配属)、以後、関東信越・仙台・東京各国税局鑑定官室勤務、1990年農学博士(東北大学)、1991-93年生物系特定産業研究支援機構融資課長、2001-06年酒類総合研究所微生物研究室長、1998-06年広島大学先端物質科学研究科教授(併任)、2006-20年実践女子大学生活科学部教授、2019-21年酒史学会会長、2020-21年生活科学部学部長、2022年実践女子大学退任、実践女子大学名誉教授
和菓子の歴史、変遷
和菓子と日本酒の関係
和菓子に使用される砂糖に着目し、歴史的背景と日本酒とのペアリングについて試飲・試食していただきます。
大手製薬メーカーにて勤務の後に調理師資格を取得
様々な業態の店で勤務の後、2005年に和菓子の専門学校を卒業
2012年に文京区千駄木に「和菓子薫風」をオープン。農家直送の食材を使った四季折々の和菓子と日本酒のマリアージュを提案しています。
江戸で人気だった“下り酒”を代表する剣菱のお燗と、「江戸前 芝浜」の看板料理「芝海老の酒出汁の玉子焼き」を実際に楽しみながら、「江戸呑み」の世界をお伝えします。テキストに、プレジデント社刊『江戸呑み 江戸の“つまみ”と晩酌のお楽しみ』を配布。
近著に『晩酌の誕生』、主著に『居酒屋の誕生』『すし 天ぷら 蕎麦 うなぎ』(いずれも、ちくま学芸文庫)、共著に『江戸の料理と食生活』(小学館)、監修本に『江戸呑み』(プレジデント社)などがある。
「江戸前 芝浜」は、江戸時代に江戸で楽しまれていた庶民的な料理と酒菜で人気の料理店。主人の海原大さんは、いわゆる甘辛味ではない、酒に合う江戸前料理を現代に甦らせている。
dancyuには、創刊準備から携わる。今回は、江戸呑み連中の一員として『江戸呑み』の編集に参画。自由で、豊かで、質実なる「江戸呑み」の世界を伝えている。